まず、どのような目標(短期、長期、有形、無形)を達成したいのかを、具体的に決め、それについての情報をはっきりと書き込んでください。書くことは、考えを明確にします。考えは、行動へとモティベートします。
目標を明確にすることが重要なことです。漠然とした言葉や、あいまいな言葉を使ってはなりません。鮮やかな絵を描かねばなりません。私たちは心の目で物を見るという能力を培わなければなりません。一般的な原則として、次のように言われています。
「わたしたちが、自分自身の心から発した反応と同じ反応が、外部から戻ってくる傾向がある」というのです。
誰でもそうなのですが、自分の考えに反発しているものには、決して人々は引きつけられません。人間は、自分はこういう人間だ、ああいう人間になりたいと想像した通りの人間になるのです。ですから、低い目標を持つことは、そのまま自己概念が低いことを自ら現していることになるのです。
あなたの目標が明確で鮮明ならば、目標が磁石のように働き、あなたは、目標に引きつけられます。こうして見ると、目標を設定することは、あなたの生活のなかで、最も重要な積極的行動と言えます。さて、それを紙に書いたら、偽りの無い、燃えるような熱意と、目標への一途な心構えを持って、挫けず、迷うことなく、そのレールから絶対に離れないという気持ちで、その目標を達成することに、まっしぐらに献身することです。
目標がはっきり決まったら、あなた自身の「行動計画」を作り、理論を実践に移し、知識を具体的に活用し、考えを行動に移すことです。
「行動計画」は、物事を引き延ばそうとする、ぐずぐずする癖を無くしてくれます。あなた自身の中に、魂のこもった飽くことのない欲望を沸かせてくれます。
また、あなたの可能力を、最大限に活用できるように、あなたをモティベートしてくれます。
「行動計画」を、完全に自己化できるようになると、変化に対応するための技量や力量、才能が、限りない威力を発揮するのを感じ取ることができます。
それは、これまで、あなたを阻んでいた障害物をも突き破ってくれますし、あなた個人の成功への方向を確立してくれます。メニュー
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